利用者様の高齢化に伴い、入浴時の転倒リスクや車椅子移乗の負担が大きくなってきたことから、当園では「ノーリフティングケア(抱え上げない介護)」の導入を検討してきました。
このたび、令和7年度 障害者支援施設等デジタル技術等活用支援事業補助金を活用し、
・床走行式リフト
・浴室天井走行式リフト(個浴)
・浴室天井走行式リフト(機械浴) の3台を新たに導入しました。
介護用リフト導入による主な効果
- 職員の身体的負担を軽減
これまで2名で行っていた移乗が1名で可能になり、腰痛予防にもつながっています。 その結果、利用者様をお待たせする時間が減り、他の支援に時間を使えるようになりました。
- 利用者様にとっても安全で安心
無理な姿勢を取らずに移乗できるため、筋緊張の緩和や褥瘡・拘縮の予防にもつながります。 「座位が安定する」「安心して乗っていられる」といった声も聞かれています。

床走行式リフトのレクチャーの様子
職員が実際に体験し、乗った際の身体への負担が軽減されることを実感しました。

天井走行式リフト(個浴)
シャワーチェアが分離し、そのまま浴槽へ移動できます。浴槽を跨ぐ必要がなく、安全に入浴できます

天井走行式リフト(機械浴)
車椅子やストレッチャーからの移乗に使用しています。利用者様も落ち着いて乗っておられ、負担が少ない様子です
今後の取り組み
導入から日が浅いため、現在は使用場面を定めながら、リフトの活用が定着するよう検証を進めています。 今後は高齢医療棟(女性)や日の出福祉園全体へと取り組みを広げ、利用者様が安心して生活できる環境づくりをさらに推進していきます。